グリフハックとは?

グリフハックそのものが解らない人は、是非ググってください。ざっくり言うと、グリフハックとは、極めるとIngressでアイテムが余りまくるようになるミニゲームです。
グリフハックのグリフは表意文字です。一文字一文字が意味を持っています。なので本稿では、漢字のようなものと考えて、5問のグリフのセットを五字熟語、と呼びます。漢字で言うと、指示文字が多い気がしますね。

グリフハックは、出題と同じグリフを書くことができれば、ボーナスアイテムがもらえ、全問正解かつ速く回答できれば、スピードボーナスもつきます。最高点は、75%+66%となります。

例えば、漢字で同じことをするとお考えください。「疾」「風」「怒」「濤」と順番に表示されてから、それを書き取る場合、それぞれの文字と意味を知らなければ、ほとんど全問正解はムリでしょう。また、「疾風怒濤」という言葉を知らなかった場合、文字の組み合わせを記憶するのが大分難しくなるはずです。このことから、下記のように言えます。

グリフハックのスキルは3つの要素からなります。

  • 文字と意味の組合せを憶える
  • 速く正確に書く
  • 熟語を憶える

まあ、レベルの低いうちは、その場その場の記憶で、文字さえ憶えていればかなり書けます。でも四字熟語以上になったら、熟語を憶えなくてはなかなかスピードボーナスまでは取れません。100回もやれば、初出の熟語にはなかなか出会えなくなるので、全パターンでも二桁なのではないかと思います。

文字と意味の組合せを憶える

グリフ画像を作るのは見るからにめんどくさそうなので、Google画像検索でチートシートを探して、下記の記事は調べながら読んでください。そういう「辞書引き」の過程で大分覚えると思います。外国語と同じですね。それから、「実際に意思疎通に使う」ための言語じゃないので、基本的に、英単語と一対一対応させて覚えてしまいましょう。実際に画面上で出てくる訳語と一致させる必要はありません。同じグリフが文脈によって、異なる訳語があてられることがありますが、それは無視です。WARとATTACK、STAYとSTABILITYなど、通常はまあ、品詞の違いだけで、本質的な意味は同じなのですが、RESISTANCEとSTRUGGLE、NOTとINSIDEなど、同じグリフなのに訳語の選択によっては全く意味が変わってしまうものもあります。また、WANTの上下反転とSUCCESS+FORGETは、両方PURSUEと訳されるようですが、そんなのはダメです。前者はPURSUE、後者はCHASEと決めてしまいましょう。とは言え、後者のCHASEは実戦で見たことがないのですが。

ここで、注目したいのは、文字を組み合わせて他の文字ができているパターン、有名なHUMAN=BODY+MIND+SOULとか、XM=TRUTH+BODYとかです。それから、対になる言葉が、点対称や回転対称や線対称になっているパターン。点対称だと、CAPTUREとLIBERATE、PUREとIMPURE、FEARとCOURAGE、NEWとOLD。直角回転対称だと、DATAとMESSAGE。左右対称だと、SUCCESSとFAILURE、IMPROVEとDETERIORATE、IGNOREとFORGOT、GAINとLOSE、GROWとREDUCE、PATHとBARRIER、RESTRAINTとABANDON(ただし、RESTRAINTは割と出てきますが、ABANDONは稀)。ADVANCEとRETREAT。それから、PASTとFUTURE(これはNOWも合わせて覚えましょう)。上下対称だと、ATTACKとDEFEND、CIVILIZATIONとNATURE、WANTとPURSUE、LIVEとDIE、NOURISHとRECHARGE、LESSとMOREなど。LEADとFOLLOWのように、点対称+ちょこっと変更、のようなパターンには要注意です。左右対称でもあり、上下対称でもあるのが、CREATEとDESTROYですね。意味は対になるのに、全く違った形をしているモノも、これはこれでセットで覚えると覚えやすいです。DIFFICULTとEASYとか、WEAKとSTRONGとか、DANGERとSAFETYとか、SIMPLEとCOMPLEXとか、PERFECTIONとIMPERFECTとか、OPENとCLOSE(OPENと対比されるのは縦一直線のほう)とか、BEGINとENDとか、RESISTANCEとENLIGHTENEDも。QUESTIONとANSWERも全く違いますね。SEARCHとDISCOVERは類語ですが、それぞれ特殊です。CHASEとESCAPEはそんなに頻出ではないですが、一応。頻出で特徴的な形のモノは、体で覚えます。AGAIN、AVOIDはMの形。対称性の美しいのは、HARMONY、ALL、SHAPERS、PORTAL、IDEA、PERSPECTIVE、VICTORY。対称性が崩れた感じの「大変そうな形」は、POTENTIAL、CHAOS、JOURNEY、TOGETHER、CHANGE、HARM、CONFLICT、REBELなどですね。なお、頻出する嫌な形、DESTINYはHUMANに絡みつくイメージで私は覚えています。HELP、HIDE、HAVE、USE、SEPARATE、REACT、CONTEMPLATE、MYSTERY、PRESENCEは、頻出ではないのですが、時々見ます。SELF、CLEAR、SEEなどは、なんだか敢えて覚えるまでもない感じ。変わったところでは、LIEはTRUTHの欠けた形。そうそう、EQUALはNOWと間違いやすいので気をつけて。チートシートの中には、IとWEとYOUという、それなりに入力しにくそうなグリフが載っているものも在りますが、私は見たことがありません。問題が更新されていくにしたがって、出現頻度も変わるのかも。てなわけで、この記事を読みながら、全ての字形が頭に浮かんだら、三字のパターンは百発百中でスピードボーナスが取れるでしょう。また、四字熟語は対語を活かした二字+二字の構成になっているモノが多いので、実戦をしながら定着を深めることができるでしょう。ただし、四字熟語がすらすら書けても、五字熟語はまた一段とレベルが高くなるんですけどね。

速く正確に書く

実はここが結構難しい。草書的に曲線でするすると書くと、慌ただしく急いで書くより速く書けます。とは言え、それも字形次第ではあるので、練習用アプリをつかって、文字毎の練習が必要でしょう。書きにくいレベル1が、SHAPERS、CONFLICT、AVOID、AGAIN、TRUTH、XM。レベル2が、HARMONY、IDEA、CHAOS、CONTEMPLATE、RESISTANCE、BEGIN。単純に移動距離が長くてスピードボーナスの障害になるのが、OPENALL、CLOSEALL、ENLIGHTENED。「書き順」が難しいのがPRESENCE、MYSTERY。触っちゃいけない点を「避ける」のが肝要なVICTORYはちょっと特殊な技術ですね。大体これくらいが、スムーズに書ければ、記憶違いや汗ぽたやグノシーのNOTIFICATIONがなければ、スムーズに書けるのではないでしょうか。特に、SHAPERS・PORTAL・TRUTHは超頻出なので要練習です。「やった、スピードボーナスとった!」と思ったのに敗れ去っているケースでは、案外TRUTHの中央の点を二度目は拾えていないとか、そういう現象が起きていがちです。お互いに、精進しましょう。

熟語を憶える

私は五字熟語をマスターしたいと思っていますが、五字熟語が出題されるのはL8ポータルだけです。実際問題、L8ポータルはそんなに当たり前にありません。荒れ地にL8エージェントがレゾで埋めてL5ポータル。1人協力者が現れてL6ポータル。もう1人協力してくれたらL7ポータル。あとは5人もL8エージェントが協力しないとL8ポータルはできません。壊されればイチからやり直しですから、世の中はL6,L7ポータルが多くなるのが道理です。なお、L8以上のエージェントがグリフハックをしたとき、L8ポータルでは五字熟語、L7,L6ポータルでは四字熟語、L5,L4で三字、L3,L2で二字、L1で一字となります。アイテムを稼ぐ場合、L8ファームへ敢えて出かけたとき以外は、四字熟語が勝負なのです。そして、四字熟語はちょっとした努力で覚えられます。スピードボーナスも、私の今のスキルで五割くらい出せます。たぶん、必ず立ち止まって、液晶と指と額を良く拭いてから取り組めば、八割くらい取れる感触があります。

さて、それでは、四字熟語一覧です。と書いていましたが、最近は、ノウハウに関する話はEnlightened Tokyoにポストしていますので、そちらでどうぞ。KansaiとTokaiにもマルチポストしています。

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